駅で配布されている(正確にはされていた)ポケット時刻表を眺めていると
おもて面にはその駅の時刻表が、うら面には隣の駅の時刻表が印刷されているものがありました。
大都市圏のポケット時刻表では、おもて面/うら面で平日・土休日を区別したり、上り・下りを区別したりしていますが、一部の駅では1駅分を片面に収めてしまい、もう片方の面には隣の駅を合算するようなデザインにしているようです。本記事では奈良県内で見つけた2か所を紹介します。
その1 和歌山線 香芝駅・JR五位堂駅
該当地域は左に示した路線図の網掛けした2駅です。面白いことにポケット時刻表の配布終了直前は、香芝駅、JR五位堂駅ともに1枚ずつ時刻表が用意して配布されていました。
筆者がこの時刻表を手にしたのは香芝駅が下田駅から改称された、そしてJR五位堂駅が開業した翌年春のダイヤ改正(平成17年3月)でしたので、以降の乗降客数の変化に応じてデザインを変化させたのかもしれません。
その2 桜井線 桜井駅・三輪駅
該当地域は左に示した路線図の網掛けした2駅です。桜井線は全駅でポケット時刻表を配布しておらず、他には天理駅もポケット時刻表の配布駅でした。しかし、天理駅は1駅独立パターンで、桜井駅と三輪駅がこのような両面使いのデザインでした。
いかがでしたでしょうか。本記事では2か所を紹介しましたが他にも見かけられましたらDM等でお声をお寄せください。お読みいただきありがとうございました。